唇が乾燥するのはストレスが原因かも/ストレス性乾燥肌について

唇が乾燥するのはストレスが原因の可能性について

 

唇が乾燥し、ときにはひび割れして血が出ると痛いですよね。

 

ひょっとして、唇以外の肌も乾燥している、あるいは乾燥しがちではありませんか。

 

そうだとしたら、ストレス性乾燥肌の可能性があります。

 

もし、あなたが30歳代の女性ならその可能性が高まります。

 

 

これからストレス性乾燥肌についてお話ししますが、少し難しい言葉などが出てきたりします。

 

しかし、ストレス性乾燥肌の原因やメカニズムを知っておくと、積極的に対策ができるようになります。

 

 

ストレス性乾燥肌の原因とメカニズム

ストレス性乾燥肌の原因は、内的なものと外的なものに分けられます。

 

内的なものは、精神的なもの、食生活の乱れ、睡眠不足、疲労などです。

 

外的なものは、環境的ストレス、化学的ストレス、物理的ストレスに分けられます。

 

※環境的ストレス:紫外線や空気の乾燥など。
※化学的ストレス:肌に負担のかかる成分の化粧品など。
※物理的ストレス:肌への摩擦や圧迫など。

 

 

内的にしろ外的にしろ、脳がストレスを受けると、コルチゾールというホルモンを分泌します。

 

コルチゾールは、身体にさまざまな悪影響をもたらせますが、肌の乾燥にも影響を与えます。

 

ポーラ化成工業は、ストレスホルモンであるコルチゾールが、表皮細胞に作用し、うるおい成分を減少させてしまうことを発見し、2018年6月に発表しました。

 

 

出典:ポーラ化成工業(株)

 

特に30歳代の女性が、コルチゾールの影響を受けやすいという結果になりました。

 

最初の図に書かれているフィラグリンは角質層にあるタンパク質で、外から攻撃しくる紫外線などから肌を守っています。

 

また、フィラグリンは、保湿成分である天然保湿因子NMF)に変化して、角質層の中の水分を保持する働きもします。

 

フィラグリンが減少すると、コラーゲンや角質層内の水分も減少し、肌が乾燥してしまうというメカニズムになります。

 

 

 

唇はさらに過酷

唇は他の肌よりデリケートで、過酷な状態でさらされています。

 

・他の皮ふは皮脂で守られていますが、唇には皮脂線や汗腺がないので皮脂膜がつくられません。

 

・唇の角質層は、他の皮ふより薄くなっています。

 

・食べ物や上下の唇のすり合わせによる摩擦を受けます。

 

これにストレスが加わることで、角質層から水分が蒸発しやすくなります。

 

 

ストレスによる唇の乾燥を改善するには

普通なら、「こまめにリップクリームなどを塗り、唇をしっかり保湿しましょう。」ということで解決できると思います。

 

でも、ストレスが原因となると、どんなストレスかを特定する必要があります。

 

それによって対処法が違います。

 

 

内的ストレスの場合

精神的ストレス、睡眠不足、疲労などは、身体をリラックスさせる時間をつくることが大切です。

 

その間は、スマホの電源を切る、テレビも見ないようにして、アロマをたいて瞑想するのがオススメです。

 

アロマで瞑想といってもあまりおおげさに思わず、就寝前の10分でも15分でもいいですので、アロマの香りで脳を落ち着かせるだけです。

 

ただし、猫を飼っている場合、アロマはNGです。猫の肝臓には解毒機能がありません。アロマの香りを皮ふから吸収してしまうと危険です。

 

 

外的ストレスの場合

唇を舐めるクセがあるなら、それをやめることで摩擦による乾燥を防げます。

 

でも、無意識にペロッとやっちゃいますよね。

 

身体の乾燥なら、下着の素材を100%コットンか100%シルクにすることで、摩擦→脳がストレスと感じる→乾燥する、という流れをたちきることができます。

 

冬でも夏でも室内の湿度を60%に保つのも対策になります。

 

また、化粧品の成分が合わないまま使っていないかも点検してみましょう。

 

 

このように、外的なものは、考えられることをひとつひとつ検証することで、ストレスが特定できます。

 

乾燥肌によい食べ物についてはこちらです。

 

>>>乾燥肌にいい食べ物/身体のカサカサを内から改善するには

 

 

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